2011年8月24日水曜日

地方のジェノサイドメモリアル in Rwanda

昨日からうちに大学生が2人、泊まりに来ています。

1人は26日で帰国するそうですが、もう1人は9月12日に帰国ということで、うちに長期滞在する予定です。

9月12日に帰国する予定の子は、僕が大学生の頃に塾の講師のアルバイトをしていた頃の教えていたことがある子なんです。

ルワンダで約8年ぶりに再開したのが、すごいです。

で、今日はニャマタというルワンダの首都キガリからバスで40分程のところにあるジェノサイドメモリアルに行ってきました。

そこで活動をなさっている先輩隊員の方にご案内をして頂きました。
助かりました。もうジェノサイドメモリアルのボランティアスタッフ並に説明できてます。

それで、そこから車で10分ほど行ったところにもう一箇所、メモリアルがあるということで、先輩隊員とは別れて、そこにも訪問しました。

キガリの観光地化されて、ある程度ソフトになっているメモリアルとは、違いますね。なんというか地方のメモリアルの方が、生々しさ・現実感というものを感じさせます。

 これがニャマタのメモリアルです。被害者の衣類等が置かれています。あと殺害現場も残っているそうです。ここでは15000人の方が被害にあったそうです。7人の方が生き残っているそうです。

ここでは妊婦さんたちが被害にあったということです。血の跡が布に残っているんです。

メモリアルの近くにある聴覚障害者の子供たちと出会いました。とっても可愛い子供たちです。

可愛いでしょ☆

ンタラマというニャマタから車で10分ほどのところにあるメモリアルに行ってきました。左の彼は、このメモリアルのボランティアガイドということです。しかも彼は生き残りだそうです。

彼は、色々丁寧に教えて下さいました。彼はジェノサイドのことを聞くのは、僕の責任でもあり、仕事であるという事を言っていました。


彼の話を真剣に聞く大学生たちです。

ここがそうです。中は写真は撮れなかったので、外観だけですが。

ルワンダの1994年のジェノサイドの歴史というのは、ルワンダに来てから1年足らずですが、まだまだ近い歴史というのを改めて感じさせられました。

現在のルワンダが発展していくために、もっと自分ができる事をやっていってルワンダの人たちと発展できるようにしたいって改めて思いました。でも彼らのことを外国人である自分が100%理解することととは必要ではなく、彼らの考えと自分の考えが違うことを理解することが、今の自分には必要だなっていうのも、改めて感じました。

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